ロビークライアントに「道具保管所7onPublic@IPv6OnlyPlzRead:https://~」と出ていて、 上記ステータスが「停止中かロビークライアント公開中」となっている場合は、ブラウザのキャッシュ消去をお試しください。 IPv6アドレスは基本的にドメイン名にて運用しますが、都合によりIPv6アドレスを直接掲載する場合があります。
私はIPv6のみでのホスト公開を行うことがありますが、シャドウフレアはIPv6に対応していませんので、 IPv6のみ公開中はシャドウフレアのIPv4通信をIPv6通信に変換していただく必要があります。 IPv4通信をIPv6通信に変換(トンネリング)する方法はいくつかありますが、 私は手間の都合でSSH(Secure Shell)による方法のみ実証実験を行っています。
以下にSSHの構成例と設定例(SSHクライアントはTera Term使用)を示します。
IPv4通信をSSHを通してIPv6通信に変換するには下図のように、SSHサーバーを構成していただく必要があります。 また、SSHのIPv6側終端(基本的にはSSHクライアントをIPv6側、SSHサーバーをShadowFlare入力側(IPv4側)としてください。) はIPv6でインターネットにアクセスできる環境にある必要があります。 なお、SSHはコンピュータを遠隔操作する目的で作られていますから、SSHサーバーには外部から侵入されないように気を付けてください。
下図は、複数台のパソコンを使い、SSHサーバーを別のパソコンに構成した場合の例です。 この例ではシャドウフレアの接続先IPアドレスはSSHサーバーのパソコンのIPアドレスを入力します (SSHサーバーをIPv6側にすることはセキュリティ上望ましくない)。 また、この例で相手方に教えるIPv6アドレスはa:b:c:d:xxxx:xxxx:xxxx:xxxxです。
下図は、執筆者が実証実験に用いた構成です。 SSHサーバーをゲームホスト側とゲームクライアント側で共有している都合で非常に複雑になっているので、 ゲームホスト側に相当する部分を赤色、クライアント側とホスト側をつなぐ通信(実運用ではインターネット部分)を黄色、 ゲームクライアント側に相当する部分を紫色で色分けしてあります。 この構成では、画像作成の都合によりクライアント側LANに相当する部分でSSHサーバーとSSHクライアントが図1と逆の構成になっていますが、 実運用では、図1のようにSSHクライアントをWAN側に構成してください。